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【そけいヘルニア】股の膨らみ、放置すると危険?

【そけいヘルニア】股の膨らみ、放置すると危険?

鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、足の付け根が膨らむ病気です。
泣いたときや力んだときだけ膨らみ、押すと引っ込むことが多いです。
でも、自然には治らないため手術が必要な病気です。
「様子を見ていたら嵌頓(かんとん)になって緊急手術になった」という話も珍しくありません。
早めに診てもらうことが、お子さんを守ることにつながります。

🔍 鼠径ヘルニアってどんな状態?

鼠径(そけい)とは、足の付け根(下腹部と太ももの間)のことです。
本来は閉じているはずの穴(腹膜鞘状突起)が開いたままになっています。
そこから腸の一部が飛び出すと、ぽっこりと膨らんで見えます。
泣いたとき・力んだとき・立ったときに出やすく、寝ると引っ込みます。
男の子に多い病気ですが、女の子にも起こります。
特に未熟児(早産)で生まれたお子さんはリスクが高いです。

⚠️ 嵌頓(かんとん)って何?なぜ怖い?

飛び出した腸が戻らなくなった状態を「嵌頓(かんとん)」と呼びます。
嵌頓が起きると腸の血流が止まり、壊死(えし)する危険があります。
激しく泣く、膨らみが固くなって戻らない場合はすぐ救急へ行ってください。
嵌頓になると緊急手術が必要になり、リスクも高くなります。
だから、「膨らみを見つけたら早めに受診」が鉄則です。

✂️ 手術はいつ?どんな手術?

1歳ごろまでは自然に治ることが期待できます。
でも、それ以降は手術でしか治すことができません。
手術の方法は大きく2つあります。
ひとつは、鼠径部(足の付け根)に直接切開を置く「ポッツ法」です。
もうひとつは、おなかに小さな穴を開けてカメラで行う腹腔鏡(ふくくうきょう)手術で、最近はこちらが主流になってきています。
手術時間は30〜60分程度で、日帰りまたは短期入院が多いです。
でも、年齢や状態によって方針が変わることがあります。
「いつ・どの方法で手術するか」は、小児外科医と相談して決めましょう。

👀 こんなサインに気づいたら受診を

以下のような様子があれば、一度診てもらいましょう。
・泣いたとき・力んだときに足の付け根が膨らむ
・入浴中や着替えのときに「あれ?」と感じた
・「でべそ」と思っていたが、場所が違う気がする
・以前から言われていたが、まだ受診していない
悩んでいる間に嵌頓になることがあります。早めの受診が安心です。

❓ よくある質問

Q. 札幌市でどこに相談すればいい?

はれにこキッズクリニック(札幌市の小児科)では、専門医資格を持つ小児外科医が丁寧に診察します。
必要に応じて小児外科などの適切な医療機関へご紹介します。
「聞いてよかった」と思えるように、症状の意味・受診の優先度・次の選択肢をわかりやすくお伝えします😊

Q. 痛がっていなくても受診していい?

もちろん大丈夫です。
むしろ症状が軽いうちの相談が、安心につながります。

🩺 はれにこキッズクリニックからのひとこと

「膨らみが気になっているけど、元気だから大丈夫かな…」という方が多いです。
でも、嵌頓は突然起きます。気になったら早めにご相談ください。
当院では小児外科的な視点でも診察・紹介のサポートをしています。

🌟 まとめ:迷ったら相談で大丈夫

✅ 1歳以上の鼠径ヘルニアは自然には治らない。早めの受診が大切です
✅ 戻らないふくらみ・痛み・嘔吐は嵌頓のサイン。すぐ救急へ
「これって様子を見ていいのかな?」と思ったら、遠慮なくご相談ください。
札幌市で子育てを頑張るご家族の安心を、一緒に守ります🌱

【情報ソース】
日本小児外科学会「小児鼠径ヘルニア診療ガイドライン」
日本小児科学会「小児外科疾患に関する情報」
日本外科学会「外科疾患の診療ガイドライン」

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