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【形状別ガイド】0歳〜6歳までの子どもに薬を飲ませるコツと工夫🍼💊🍫

診察後、お母さんからよくこんな相談を受けます。
「薬を処方されたんですが、うちの子、全然飲んでくれないんです…」
「吐き出すし、口も開けてくれないし、どうしたらいいですか?」
当院のInstagramでも人気の「服薬のコツ」シリーズをコラムでも紹介します。
今回は~形状別の工夫を紹介します✨~
「せっかく処方されたお薬、飲んでくれない…」「シロップも粉薬も嫌がって大泣き…」
お子さんが薬を拒否すると、保護者の方はとても困りますよね。
今回は、よくあるお悩みにお答えする形で、「薬の形状ごとに飲みやすくする工夫」を表にまとめてご紹介します💊
薬の形状ごとに「飲みやすくする方法」を工夫すれば、飲んでくれる可能性がぐっと高まります!
下記の表に、粉薬・シロップ薬・錠剤/カプセル・坐薬の特徴とおすすめの飲ませ方をまとめました👇
✅薬の形状別・飲ませ方の工夫【保存版】
| 💊薬の種類 | 特徴 | おすすめの飲ませ方 |
|---|---|---|
| 粉薬 | ・味や量で苦手になりやすい・少量でも「まずい」と拒否しがち | ・少量の水で練ってペーストや団子状に・ほっぺの内側に塗って、すぐ飲み物で流す・アイスやプリン、練乳など“ひとくち量”に混ぜる |
| シロップ薬 | ・飲みやすいが、においや味で嫌がることも | ・冷やすと苦味やにおいが軽くなる・水や白湯で薄めてもOK(少量)・シリンジで上唇の裏(前歯とほっぺの間)や頬の内側に少量ずつ流す |
| 錠剤・カプセル | ・薬の味を感じにくく、慣れれば飲みやすい・年長〜小学生で練習可能 | ・ラムネで練習(小粒→水でゴクン)・先に水を含んでから薬を浮かべて飲む・ストローで勢いをつけて飲む |
| 坐薬 | ・熱や嘔吐で内服が難しいときに有効 | ・先にワセリンを塗る・おしりの奥(1cmほど)にゆっくり挿入・押し戻しを防ぐため、おしりを軽く閉じて10秒ほどおさえる・半分にカットする時は尖った方から挿入 |
📌補足:混ぜていい食べ物・飲み物は?
粉薬をアイスやプリンに混ぜてよいかどうかは、薬の種類によって異なります。
甘いものと混ぜることで苦味を感じにくくなりますが、薬局さんによっては効果が落ちるものもあります、混ぜてはいけませんと言われることもあることは理解しています。それでも飲めないと全く作用しません。やりたいことより「できること」を当院ではオススメしています。
💡小児科でよく聞くお悩みワード
- 「子ども 薬 飲まない」「薬 シロップ 拒否」「粉薬 飲ませ方 工夫」「坐薬 入れ方 子ども」「薬 苦い 飲ませる方法」
→ こうした検索をされている保護者の方に、この記事が届けば嬉しいです🌸
🏥当院では、お薬の相談もお気軽に
「どうしても飲ませられない」「毎回大泣きで困っている」など、服薬の悩みはよくあることです。
はれにこでは、診察時にお子さんに合った薬の形状の提案や、保護者の方の不安に寄り添ったアドバイスも行っています。
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🎯まとめ
お薬を飲ませるコツは「無理に飲ませること」ではなく、「どうやったらスムーズに飲めるか」を形状別に工夫すること。
特に2歳前後のお子さんは味や舌触りに敏感ですから、焦らず優しくチャレンジしましょう💊