【熱が5日以上🚨続く…川崎病のサインかもしれません】

小児科・小児外科も対応する札幌市南区のはれにこキッズクリニックです。
高熱が5日以上続いているなら、川崎病(かわさきびょう)の可能性を考えてくださいと言われましたが、、なんのことですか??
という質問がありました。
当院のコラムでも掲載しておりませんでしたので、今回、お答えします。
川崎病は早期に治療すれば後遺症を防げます。
以下の症状があれば、早めに受診してください。
🌡️ 川崎病ってどんな病気?
川崎病は、全身の血管に炎症が起きる病気です。特に心臓に血液を送る冠動脈(かんどうみゃく)が傷つきやすいのが問題です。4歳以下の子どもに多く、原因はまだはっきりわかっていません。でも、免疫グロブリン(めんえきぐろぶりん)という薬で治療すれば、多くのお子さんが回復します。
📋 こんな症状が重なったら要注意
以下の症状のうち、発熱を含め4つ以上あれば川崎病を強く疑います。
- 5日以上続く38.5℃以上の発熱 🌡️
- 白目が赤くなる(両目の結膜充血)
- 唇が赤くひび割れる、舌がいちご状になる
- 手足がむくんで赤くなる、回復期に皮がむける
- 体に赤い発疹(ぶつぶつ)が出る
- 首のリンパ節(ふしこ)が腫れる
たとえば、BCGの注射あとが赤く腫れることも川崎病のサインになります。これらの症状が2〜3個重なったら、早めに受診してください。
🏥 どんな治療をするの?
川崎病と診断されたら、入院して免疫グロブリンとアスピリン(解熱・抗炎症薬)で治療します。早く治療を始めるほど、心臓への影響を防ぎやすくなります。だから、「様子見」が続く前に受診することがとても大切です。
💬 クリニックからのひとこと
川崎病は聞き慣れない名前でも、決して珍しい病気ではありません。早期に治療できれば、多くのお子さんが後遺症なく元気になります。「熱が長い」「なんか体に変化がある」と感じたら、ためらわずにご相談ください。
【情報ソース】
日本川崎病学会「川崎病急性期治療のガイドライン」2020年改訂版
日本小児科学会「川崎病の診断基準」2002年(最終改訂)
国立感染症研究所「川崎病発生動向調査」