【知らないと損!おたふくかぜワクチンの大切さ】

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、子どもに多いウイルス性の感染症です。
一見軽く見られがちですが、実は重い合併症を引き起こすこともあるため、ワクチン接種がとても重要です!
🦠おたふくかぜってどんな病気?
おたふくかぜは、耳の下あたりが腫れて痛くなる病気です。発熱や頭痛、食欲低下を伴うこともあります。
多くの場合1週間程度で回復しますが、以下のような合併症に注意が必要です。
- 髄膜炎(ずいまくえん)
- 難聴(特に片耳が聞こえなくなることも)
- 精巣炎・卵巣炎(将来の不妊リスクも)
👩⚕️なんと、自然感染した子どもの約10人に1人が髄膜炎になるともいわれています。
おたふくかぜに自然感染した場合、無菌性髄膜炎を合併する頻度は約1~10%と報告されています(日本感染症研究所, 厚生労働科学研究成果データベース, 日本感染症研究所 )。
💉ワクチン接種のメリット
✅ 発症を予防できる
✅ 合併症のリスクを大幅に減らせる
✅ 家族や周囲への感染を防げる
おたふくワクチンは1歳と就学前の2回接種が推奨されています。
接種1回目は助成があります。実は助成がある自治体は全国の3割ほどだそうです。助成を受けられる環境は活かしたほうがよさそうです。

ワクチンで髄膜炎になる!?
おたふくワクチンで髄膜炎になってしまうと聞いたことがある人もいるかも知れませんが、おたふくかぜワクチン接種後に無菌性髄膜炎が発生することがありますが、その頻度は使用されるワクチン株によって異なりますが、いずれにしても頻度は非常に少ないです。
ワクチン接種後の無菌性髄膜炎の発生頻度: 2020年から2023年にかけて行われた全国調査では、8週間の追跡が可能であった44,708例中、無菌性髄膜炎の発生は6例(疑い例2例を含む)であり、頻度は10万接種あたり13.4例と報告されています。 これらのデータから、自然感染による無菌性髄膜炎の発生頻度は1~10%と比較的高いのに対し、ワクチン接種後の発生頻度は0.1%未満と低いことがわかります。

そんなに重要なのになぜ、任意接種なの?定期接種にはならないの?
おたふくかぜワクチンの定期接種化については、厚生労働省の審議会において継続的に検討が行われています。平成30年9月の第11回ワクチン評価に関する小委員会では、副反応に関するデータを整理し、引き続き検討することが確認されました。 また、令和6年11月の第28回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会においても、おたふくかぜワクチンの定期接種化に向けた検討が続けられています。
当院では、安全でスムーズなおたふくワクチン接種を行っています✨
接種スケジュールのご相談もお気軽にどうぞ♪