【いつ打つ?💉おたふくかぜワクチン】

札幌市南区の小児科・小児外科に対応する「はれにこキッズクリニック」です。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、子どもに多いウイルス感染症です。
一見軽く見られがちですが、合併症を起こすこともあるため、ワクチン接種での予防が重要です。
✅️〖予約済の方限定〗おたふくワクチン予約再開のお知らせ
🦠 おたふくかぜってどんな病気?
おたふくかぜは、耳の下あたり(耳下腺など)が腫れて痛くなる病気です。発熱、頭痛、食欲低下を伴うこともあります。
多くは1〜2週間ほどで軽快しますが、次のような合併症に注意が必要です。
- 髄膜炎(ずいまくえん):脳を包む膜(髄膜)に炎症が起こる状態
- 難聴:とくに片耳の聴力が低下することがあります。
- 精巣炎・卵巣炎:思春期以降に起こることがあり、まれに将来の妊孕性(にんようせい:妊娠する力)に影響する可能性があります 。
👩⚕️ 自然感染した場合、無菌性髄膜炎(細菌ではなくウイルスなどで起こる髄膜炎)を合併する頻度は、報告により有症者の1〜10%とされています。
💉 ワクチン接種のメリット
✅ 発症の予防につながる
✅ 合併症のリスクを下げられる
✅ 家族や周囲への感染拡大を防ぎやすくなる
おたふくかぜワクチンは、1歳と就学前(小学校入学前の1年間)の計2回の接種が推奨されています。 (
※1回目に助成がある自治体もありますが、助成の有無や内容は地域によって異なります。お住まいの自治体の制度をご確認ください。
📦 2026年3月現在:おたふくワクチンは供給が不安定です
現在、おたふくワクチンは、メーカーの出荷調整などの影響で、医療機関によっては在庫が確保できず、予約を制限している場合があります。
武田薬品の「乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン『タケダ』」は、出荷再開・出荷量増加が案内されている一方で、供給が安定するまで限定出荷となる見込みも示されています。
➡️ そのため、「接種したい時にすぐ打てない」ことがあります。接種をご希望の場合は、まずは医療機関へご相談ください。
❓「ワクチンで髄膜炎になる?」について
おたふくかぜワクチン接種後に、無菌性髄膜炎が起こることがあるのは事実です。ただし頻度は、使用されるワクチン株などで差があり、全体としてはまれとされています。
たとえば、2020〜2023年の全国調査では、8週間の追跡が可能だった44,708例中6例(疑い例2例を含む)と報告され、10万接種あたり13.4例という結果でした。
一方で、自然感染による無菌性髄膜炎は1〜10%とされ、比較するとワクチン接種後は低い頻度と考えられます。
(※体質や状況により個人差があります。)
❓「重要なのに、なぜ任意接種なの?」
おたふくかぜワクチンの定期接種化については、国の審議会等で検討が続いています。
制度や供給状況が変わることもあるため、最新情報を確認しながら、接種計画を立てることが大切です。
当院では、お子さまの年齢や接種歴(母子手帳)を確認しながら、できるだけ分かりやすく接種計画をご案内しています✨
供給状況もふまえ、予約やお取り寄せが必要な場合がありますので、まずはお問い合わせください。
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