札幌市南区の小児科・小児外科のはれにこキッズクリニック

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【2026年冬版】とっさに子どもの腕を引いたら、、動かさない😢❄️

【2026年冬版】とっさに子どもの腕を引いたら、、動かさない😢❄️

冬の札幌では、雪道で滑りそうになった瞬間にとっさにお子さまの手を強く引くことがあります。実はこの「腕がまっすぐ引っぱられる動き」は、肘内障(ちゅうないしょう:いわゆる pulled elbow)の典型的なきっかけです🧩

そもそも、肘内障って何??

Q1:「雪道で滑って、手を引いた直後から腕を動かしません。肘内障ですか?🏥」

A: 1〜6歳(とくに2〜3歳)でよく起こる、肘の“軽い亜脱臼”です。雪道での転倒回避で腕を縦方向に引っぱる動きが入ると起こりやすいです。

Q2:「肘内障って、骨が完全に外れる状態?」

A: 完全な脱臼というより、前腕の骨(橈骨)が輪っか状の靭帯に引っかかる/少しずれる状態です。幼児は靭帯がゆるめで起こりやすいと説明されています。

Q3:「冬に多い“あるある”のきっかけは?」

A:

  • 雪道で滑りそう→とっさに片手を強く引く
  • 手袋をつけたまま、すべって腕が引かれる
  • ソリ・雪遊びの移動で急いで手を引いた
    こうした“縦に引っぱる力”がポイントです。

Q4:「どんな症状が典型ですか?」

A:

  • 腕をだらんと下げたまま、使わない
  • 腫れや変形が目立たないこともある
  • ひねる動き(手のひらを上に向けるなど)を嫌がる
    上肢を使わない子の評価として、腫れや変形が乏しい場合は肘内障が候補になります。

Q5:「まず家でやることは?」

A: 無理に動かさない、が最優先です。手袋や上着の着脱で痛がるなら、いったん中止し、腕を安静に保って受診へ。

Q6:「整復(戻す処置)はどのくらいで良くなる?」

A: うまく戻ると、5〜30分で腕を普通に使い始めることが多いです。

Q7:「雪道で転びかけた=骨折もあり得ますか?」

A: あり得ます。転倒してぶつけた/腫れた/強い痛み/変形がある場合は骨折を優先して考えます。肘内障だけと思い込まず、診察で見極めるのが安全です。

Q8:「“肩が痛い”と言うのですが、肘内障のことも?」

A: 幼児は痛い場所を正確に言えず、肩を気にするように見えても原因が肘のことがあります。迷ったら受診が安心です(院内でも肘〜前腕まで含めて確認します)。

Q9:「時間が経つほど、戻りにくい?」

A: 受傷から時間が経つほど、こわばりで動かしづらくなることがあります。ガイドラインでも、受傷から12時間以上だと、戻っても使い始めるまで1〜2日かかることがあるとされています。
小さなお子様の場合は、痛みが怖くて動かさないということも多いです。
子どもが興味を持つようなおもちゃを高い位置に見せてみて、手が伸びてくるようなら無事に整復されていると確認することができます。

Q10:「レントゲンは必須ですか?」

A: 典型的な肘内障なら不要なこともありますが、冬は転倒が絡みやすいので、状況によっては骨折の除外が必要になります。必要時は画像検査可能な施設をご案内します。

Q11:「家で戻すのはダメ?」

A: おすすめしません。骨折だった場合に悪化するおそれがあるため、医療機関で“診断→整復”が安全です。

Q12:「整復の方法は1つだけ?」

A: 代表的に2つあり、回内法(手のひらを床側へ向ける方向:hyperpronation)が初回失敗が少ないという低〜中等度の根拠が示されています。

Q13:「再発を防ぐ、冬の工夫は?」

A:

  • 雪道では“手首をつかむ”より、上着の袖や脇の下を支える
  • 片手で強く引かない(特に滑った瞬間)
  • 手袋で握りが不安定な時ほど、抱き寄せる/体に近づける
    日常の“引っぱる力”を減らすのが予防の基本です。

(表形式Q&A:冬版)📋「受診の目安」を一目で

冬の状況・症状肘内障の可能性当院での対応の考え方
雪道で滑りそう→片手を強く引いた直後から腕を使わない高い診察で典型所見なら整復を検討(成功すれば5〜30分で使用再開が目安)
腫れや変形は目立たないが、腕をだらんとしている高い肘内障を含めて評価。痛みの部位が曖昧でも肘〜前腕を確認
転倒してぶつけた/腫れた/強く痛がる骨折も要注意骨折優先で鑑別。必要時は画像検査へ紹介
よく分からないが違和感が続くどちらもあり得る“様子見前提”にせず、診察で原因を整理(肘内障+他の外傷)

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