包茎・鼠径ヘルニア・停留精巣?どこに相談?

「様子見でいいの?」と迷ったら
男の子のおまたに関する悩みは、
・人に相談しづらい
・どこまでが正常なのかわからない
・病院に行くほどなのか判断できない
という理由で、不安を抱えたまま様子を見てしまうご家庭が少なくありません。
結論からお伝えすると、
多くは成長の過程で自然に改善しますが、
症状によっては早めの受診が必要なケースもあります。
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この記事では、保護者の方が迷いやすい
「包茎・包皮炎」「鼠径ヘルニア」「停留精巣」について、
受診が必要なサインと家庭でできる対応を小児外科専門医がわかりやすく解説します。
Q. 包茎はいつ受診すべき?治療が必要ですか?
A. 乳幼児期の包茎はほとんどが正常で、治療は不要です。
生まれたばかりの男の子は、包皮がむけない「生理的包茎」の状態が一般的です。成長とともに自然にむけていくことが多いため、無理にむく必要はありません。ただし、、、、以下のような症状がある場合は相談すべきです。
- おしっこが風船のように膨らむ
- 赤み・腫れ・痛みが続く
- 排尿時の痛み・しみる感じがある
👉 これらは包皮炎や合併症の可能性があります。
受診することで、適切な清潔維持の方法や治療方針を一緒に決められます。
Q. 包皮炎(ほうひえん)が起きたとき、家庭でできることは?
🛁 ご自宅でのケアは、まず「やさしく・清潔に」が基本です。
- 入浴時にぬるま湯でやさしく洗う
- 石けんは刺激の少ないものを少量
- 無理に皮をむかない(痛みや傷の原因になります)
- 洗ったあとはよくすすぎ、やさしく乾燥
それでも痛みが強い/腫れが続く/膿が出る/発熱があるなどの場合は、早めに小児科(必要に応じて泌尿器科)を受診しましょう。繰り返す場合も、治療と再発予防の方針を一緒に立てることが大切です。
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Q. 鼠径(そけい)ヘルニアってどんな病気?(赤ちゃん・幼児に多い)
鼠径ヘルニアとは、お腹の中の腸などが足のつけ根(鼠径部)から飛び出してしまう状態です。特に赤ちゃんや幼児の男の子に多い、先天的な病気のひとつです。
🧐 こんな症状、ありませんか?
- 足のつけ根がぷくっとふくらんでいる
- 泣いたとき・立ったとき・力んだときだけ、ぽこっと出る
- 押すとへこむが、また出てくる
こうした症状がある場合は、鼠径ヘルニアの可能性があります。
Q. 鼠径ヘルニアは放置して大丈夫?
A. 放置は危険です。特に「戻らないふくらみ」は緊急対応の可能性あり。
- 泣いたときや力んだ時だけ膨らむ
- 押すと戻るが、すぐ再び出る
- 戻らない・痛みが強い場合は即受診
👉 放置すると腸が締め付けられる「嵌頓ヘルニア」に進行することがあります。放置していると、腸が締め付けられて血流が悪くなる「嵌頓(かんとん)ヘルニア」に進むことがあり、その場合は緊急対応が必要になることもあります。所見があると思った場合は写真を持ってきてくれたりすると、診察時に所見がなくても診断できる場合があります!
🚑 すぐ受診してほしいサイン(嵌頓が疑わしいとき)
- ふくらみが戻らない
- 強い痛みで泣き止まない/触ると強く嫌がる
- 嘔吐、ぐったり、顔色が悪い
上記がある場合は、時間帯に関わらず医療機関へご相談ください。
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Q. 停留精巣(ていりゅうせいそう)ってどんな状態?
停留精巣とは、精巣(たまたま)が陰嚢(袋)まで降りていない状態のことです。胎児期にお腹の中で作られた精巣は、通常出生前後に下降して陰嚢に収まりますが、途中で止まってしまうことがあります。
❗ 放置するとどうなるの?(将来の健康リスク)
- 🧬 将来の妊孕性(にんようせい)への影響:高温環境が続くことで精巣機能に影響が出ることがあります
- 🧪 精巣腫瘍リスク:正常位置と比べてリスクが上がることが知られています
- 🩺 鼠径ヘルニアの合併:同時に見つかることがあります
- 💭 見た目の悩み:思春期以降の心理的影響につながる場合があります
Q. 停留精巣はいつまでに治療(手術)すればいい?
生後しばらくは自然に降りてくることもありますが、時期を逃すと自然下降は難しくなります。一般的には、1歳前後〜1歳半頃までに専門施設での評価・治療(手術)を検討することが多いです。
受診の目安
- 乳児健診で「精巣が触れない」と言われた
- 陰嚢の左右差が気になる
- 成長しても陰嚢が空のまま
一般的には1歳前後までに専門的な評価が行われることが多く、
必要に応じて治療を検討します。
手術は状態によって異なりますが、日帰りまたは1泊入院で行われます。将来の不安を減らすためにも、早めに「今の状態」を確認しておくと安心です✨
「手術が必要なの?」「小児泌尿器科?小児外科?どこへ?」と迷う段階こそ、まず身近な小児科での確認が役立ちます。
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Q. 札幌市でどこに相談すればいい?
はれにこキッズクリニック(札幌市の小児科)では、小児科医が丁寧に診察し、必要に応じて小児泌尿器科・小児外科などの適切な医療機関へご紹介します。
「聞いてよかった」と思えるように、症状の意味・受診の優先度・次の選択肢をわかりやすくお伝えします😊
Q. 痛がっていなくても受診していい?
A. もちろん大丈夫です。
むしろ症状が軽いうちの相談が、安心につながります。
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▶︎ ご相談・お問い合わせはこちら(札幌市の小児科 はれにこキッズクリニック)
🌟 まとめ:男の子の違和感は、「迷ったら相談」で大丈夫。早めの相談で安心につながります
✅ 包茎の多くは自然に改善しますが、赤み・腫れ・痛み・排尿トラブルがあれば受診を
✅ 鼠径ヘルニアは見逃しやすく、戻らないふくらみ・痛み・嘔吐は要注意
✅ 停留精巣は、将来のリスクを減らすためにも早期発見・早期相談が大切
「これって様子を見ていいのかな?」と思ったら、遠慮なくご相談ください。
札幌市で子育てを頑張るご家族と一緒に、お子さんの健やかな成長を支えていきます🌱