札幌|溶連菌の登園・登校目安は?何日休む?再検査は必要?

こんにちは。
札幌市南区の小児科・小児外科も対応する、便秘診療ガイドライン作成にも関わっている小児クリニック「はれにこキッズクリニック」です。
時間がない人はポイントだけ確認!
・抗菌薬開始後24時間以上経過し、全身状態が改善していれば登園・登校可能が基本です。
抗菌薬により感染力が大きく低下するためです。
例えば:夕方に内服開始→翌日夕方に解熱し元気なら翌々日から登園・登校が目安。
Point:年齢に関係なく基準は同じですが、6歳以上の学童も積極的に正確な診断と治療が重要です。
溶連菌と登園・登校 Q&A
Q1. 保育園と小学校で基準は違う?
A. 基本的な登園・登校基準は同じです。
抗菌薬開始後24時間経過し、症状が改善していれば可能とされています。
Q2. 6歳以上でも受診したほうがよい理由は?
A. 学童期は溶連菌が流行しやすい年代です。
合併症予防の観点からも、正確な診断と適切な抗菌薬治療が重要です。
また、大人も感染しますので咽頭痛が強い、発熱もあるという場合は受診をオススメします。
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Q3. 兄弟は登園・登校できる?
A. 無症状であれば通常は登園・登校可能です。
ただし家庭内感染は起こりやすいため、発熱や咽頭痛が出た場合は早めに受診を検討します。
当院では迅速検査は発熱(37.5℃以上)から4時間以上経過している場合を対象としています。
連休前や明日以降の受診がどうしても難しいという場合は相談の上で検査を行う場合があります。
Q4. 咽頭痛が少し残っているけど行っていい?
A. 食事や水分が取れており、全身状態が安定していれば可能なことが多いです。
ただし強い痛みで食べられない場合は無理をしません。
Q5. 発疹が残っていても登園・登校できる?
A. 抗菌薬開始後24時間以上経過していれば、発疹のみで感染力が続くわけではありません。
元気があれば登園・登校可能です。
Q6. 抗菌薬はなぜ最後まで飲み切る必要がある?(長期合併症を含めて)
A. 症状が軽くなっても体内に菌が残ることがあります。
溶連菌感染後にはまれですが、急性糸球体腎炎(血尿・むくみ・高血圧)や リウマチ熱(心臓弁膜症・関節炎・舞踏病など)といった合併症が起こることがあります。
これらは数週間後に発症するため、症状が消えたからといって自己判断で中止することは避けます。
決められた日数を完遂することが、将来のリスクを下げる治療の本質です。
不安や副作用がある場合は自己中断せず、必ず再診で相談します。
Q7. 再発したら再検査できる?
A. 医学的に必要と判断すれば検査します。
ただし保険制度上、同一月内に短期間で複数回検査を行うことは認められにくい場合があります。
これは医療機関の判断ではなく、保険診療のルールに基づく制約です。
ご理解とご協力をいただけましたら幸いです。
Q8. 症状が軽いのに受診したほうがいい?
A. ウイルス性咽頭炎との区別は見た目だけでは困難です。
必要な治療を確実に行うためにも、発熱+強い咽頭痛があれば受診が有効です。
Q9. 札幌で夜に悪化したら?
A. 呼吸困難・ぐったり・水分が取れない場合は夜間でも受診を検討します。
札幌市では19時以降は夜間急病センターを受診し、経口摂取ができない場合などは
必要に応じて2次救急病院へ紹介されます。
まとめ|登園・登校判断の3ポイント
- 抗菌薬開始から24時間以上経過
- 解熱または解熱傾向
- 食事・水分が取れて元気がある
そして最後まで治療を完遂することが、合併症予防のために重要です。
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