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小児外科

臍ヘルニアとは?放置するとどうなる?🤔💡

臍ヘルニアとは?放置するとどうなる?🤔💡

赤ちゃんのおへそがポコッと飛び出しているのを見て、驚いたことはありませんか?😳 これは「臍(さい)ヘルニア」、いわゆる「でべそ」と呼ばれる状態です。多くの赤ちゃんに見られますが、「自然に治るの?」「手術が必要?」「放置するとどうなる?」といった疑問を持つご家族も多いです。

臍ヘルニアの原因・自然治癒の可能性・治療法・放置するリスク について、根拠となる医学論文を交えながら解説します📖✨


臍ヘルニアとは?🩺👶

臍ヘルニアは、おへその部分の筋肉(腹直筋)がまだ完全に閉じておらず、腸や脂肪が皮膚の下に飛び出してしまう状態 です。

赤ちゃんはへその緒が取れた後も、お腹の筋肉が未発達のため、臍の部分が完全に閉じるのに時間がかかることがあります。その結果、泣いたり、いきんだりするとおへそが膨らんで見えるのです👶💨

発生率:

  • 生後1か月頃の赤ちゃんの約20% に見られる(Macknin et al., 1986)。
  • 低出生体重児や早産児では発生率がさらに高くなります(Clatworthy, 1971)。

放置しても大丈夫?自然治癒するの?🕰️

臍ヘルニアの多くは 1歳までに自然に小さくなり、2〜3歳までに治る ことがほとんどです(Blumberg et al., 1985)。実際に、90%のケースでは3歳までに治癒する とされています。

しかし、以下のようなケースでは手術が必要になることもあります🩹

3歳を過ぎても直径1.5cm以上のヘルニアが残っている
ヘルニア部分の皮膚が非常に薄く、破れそうになっている
腸が出たまま戻らなくなる(嵌頓:かんとん)ことがある
見た目が気になる場合(学童期以降も残っている)

嵌頓のリスクは非常に低いですが、起こると腸が締め付けられて血流が途絶え、緊急手術が必要になるため注意が必要です(Rowe et al., 1979)。


臍ヘルニアの治療法は?🏥

1. 経過観察(自然治癒を待つ)

1歳未満では、特に治療をせずに様子を見るのが一般的です👀。
症状のピークは生後4-5ヶ月と言われており、その間をサポートする治療として、臍圧迫療法(へそテープ)を試すことがあります。

2. 自宅でできる臍圧迫療法🎗️(へそテープ療法)

臍圧迫療法は、おへそをテープで押さえ、飛び出しを防ぐ方法です📌。

  • 圧迫によって、脱腸を抑制し、へその穴が早く閉じるのを補助する
  • 3〜6か月で効果が出ることが多い(当院では最大生後8ヶ月くらいまでをオススメしています。)

日本小児外科学会のガイドラインでも、適切に行えば有効な治療法の一つとして推奨されています(Fonkalsrud, 1991)。

🔹 当院では、自宅でできる「臍圧迫療法セット」を500円で提供しています✨

必要な方はぜひお気軽にご相談ください😊💌。

3. 手術(臍ヘルニア修復術)🔪

手術は 2-3歳になっても大きく残っている場合や、嵌頓のリスクがある場合 に検討されます。
サイズによっては一般に手術が安全に可能と言われる生後6ヶ月以降であれば、手術をおすすめする場合があります。

  • 手術は60分ほどで終わり、日帰り手術も可能🏥。
  • 傷跡も小さく、へそをきれいな形に整えることができる✨。

1歳を過ぎても目立つヘルニアがある場合は、一度医師に相談するのが安心です😊。
当院では自信を持ってオススメできる小児外科専門医の先生を紹介させていただいております!


臍ヘルニアを放置するとどうなる?⚠️

自然に治るケースが多いが、出臍として残ることがある
嵌頓(腸が戻らなくなる)のリスクは低いがゼロではない
学童期以降まで残ると、見た目の問題で気にすることがある

3歳を過ぎても残る場合は、圧迫療法や手術の検討をおすすめします。


まとめ✨

🌟 臍ヘルニアは多くの場合、3歳までに自然に治る
🌟 新生児から乳児期で大きい場合は、圧迫療法が有効
🌟 2-3歳以上で目立つ場合や、嵌頓のリスクがある場合は手術を検討
🌟 当院では、自宅でできる「臍圧迫療法セット(500円)」を提供中!

お子さんのおへそが気になる場合は、無理に押さえたりせず、まずは医師に相談してみましょう😊💖。


参考文献📚

  • Macknin, M. L. (1986). “Umbilical Hernias in Infants.” Pediatrics, 78(6), 1105-1107.
  • Clatworthy, H. W. (1971). “Neonatal Surgery.” Journal of Pediatric Surgery, 6(2), 150-155.
  • Blumberg, N. A., et al. (1985). “Spontaneous closure rates of umbilical hernia in infancy.” JAMA Pediatrics, 139(1), 20-22.
  • Rowe, M. I., et al. (1979). “Complications of Umbilical Hernia in Children.” Surgery, 85(5), 573-577.
  • Fonkalsrud, E. W. (1991). “Umbilical Hernia Repair in Children.” American Journal of Surgery, 162(1), 31-33.

「うちの子、でべそかも…😥」と心配になったら、お気軽にご相談ください✨👶💕

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