みんなの疑問
感染症
👾インフルエンザ陽性!📢いつから登園・登校できる?

今回は、冬の代表的な感染症「インフルエンザ」について、「いつから保育園や学校に行けるの?」「薬って種類があるけど、どれがいいの?」について解説します。
❓インフルエンザにかかりました。いつから登園・登校できる?
✅結論
インフルエンザ後の登園・登校は、発症後5日が経過し、かつ解熱から一定期間たっていることが条件です(年齢によって異なるので、詳細後述)。
インフルエンザウイルスは、発症初期に最も感染力が強く、発熱が続いている間はウイルスを多く排出しています。そのため、解熱してからも一定期間はウイルスが体内に残っている可能性があるため、出席停止期間が定められています。
📊出席停止期間の目安
下記の表は【学校保健安全法】に基づいた出席停止の基準です(当院作成資料)

🎓小学生以上の場合
- 発症から5日以上
- かつ解熱から2日以上経過していること
📅 例えば、火曜日に発熱してインフルエンザと診断された場合、日曜日まで登校できず、月曜日以降で解熱から2日経っていれば登校OKとなります。
🧸未就学児(保育園・幼稚園)
- 発症から5日以上
- かつ解熱から3日以上経過していること
🎈小さなお子さんは体力や免疫力が未発達なため、登園基準がやや厳しくなっています。
📌※通われている園の規定がある場合は、そちらに従ってください。
💊抗インフルエンザ薬っていろいろ、どれがいいの?
✅結論
抗インフルエンザ薬は大きく4種類あり、お子さんの年齢・症状・飲みやすさによって選びます。
💡薬の違いと特徴まとめ
| 薬剤名 | 投与回数 | 対象年齢 | 形状と特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|---|
| タミフル | 1日2回×5日 | 生後2週~ | ドライシロップ or カプセル🍼水に溶かすとシロップ状なので乳幼児に◎ | 安全性が高く長年の実績 | 5日間内服が必要 |
| イナビル | 1回のみ | 5歳以上(吸入ができる子) | 吸入粉末 | 1回で治療完了、通院不要 | 吸入がうまくできないと効果が減る |
| リレンザ | 1日2回×5日 | 5歳以上 | 吸入粉末 | 吸入の練習ができる子ならOK | 毎日吸入が必要、喘息の子には注意 |
| ゾフルーザ | 1回のみ | 12歳以上(または10kg以上の小児に適応あり) | 錠剤/細粒 | 飲みやすく1回で終了 | 耐性ウイルス出現の報告あり(再発例) |
👶ポイント解説:
- 乳幼児(2歳未満)や薬が飲めない子には、タミフルのドライシロップが最も無理なく使えるお薬
- 小学生以上で吸入ができる子なら、イナビルやリレンザも選択肢になります。
- ゾフルーザは1回で終わる便利さが魅力ですが、耐性ウイルスの報告もあり、慎重に使用されています。
🎯どの薬を使うかは、お子さんの年齢・病状・生活状況(兄弟がいる、保育園に通っているなど)を考慮して決定します。
💬その他のよくある質問
Q:薬を飲んだから早く登園しても大丈夫?
🅰️ いいえ。薬を飲んで熱が下がっても、出席停止期間が短縮されることはありません。
必ず「発症からの日数」と「解熱後の日数」を守りましょう。
Q:兄弟がかかっていても登園して大丈夫?
🅰️ 感染が広がりやすい時期ですが、本人が発症していなければ登園可能です。ただし、37.5℃以上の熱や咳がある場合は、登園を控えましょう。
まとめ
インフルエンザは熱が下がってもウイルスを出し続けていることがあるため、登園・登校の基準を守ることが大切です。
お薬にはそれぞれの特徴があり、年齢や状況によって最適なものは異なります。気になることがあれば、ぜひ当院にご相談ください😊
📝参考文献・資料
- インフルエンザ出席停止期間の目安|はれにこキッズクリニック
- 厚生労働省「インフルエンザQ&A」
- 日本小児感染症学会「抗インフルエンザ薬の使用に関する提言」