2種のロタウイルスワクチンの違いは?🤔💡

ロタウイルスは乳幼児の重症胃腸炎の主な原因であり、嘔吐・下痢・発熱を引き起こし、脱水症状によって入院が必要になることもある感染症 です。特に生後6か月~2歳の乳幼児に多く、ロタウイルスワクチンの接種によって、重症化を予防 できます。
ロタウイルスワクチンには、「ロタテック」と「ロタリックス」 の2種類があります。どちらも経口ワクチンであり、口から飲むタイプのワクチンですが、それぞれの特徴や接種スケジュールが異なります。
当院では、より柔軟な接種スケジュールが組める「ロタテック」を使用しています。
もちろん、ロタリックスで開始した患者様の受診クリニックの変更や、ロタリックス希望の方にはもちろんロタリックスで対応致します。
本記事では、「ロタテック」のメリットや「ロタリックス」との違いについて詳しく解説します📝✨
「ロタテック」のメリットとは?👶💉
✅ 接種完了の猶予期間が長い!
ロタウイルスワクチンは、1回目を生後14週6日(約3か月半)までに接種する必要がありますが、2回目・3回目の接種期間には猶予があり、生後32週(約8か月)までに完了すればOK!
一方、ロタリックスは 生後24週(約6か月)までに2回接種を終えなければならず、スケジュール管理が厳しくなる ことがあります。
「発熱や下痢で接種を延期したら、公費の範囲内で終わらなかった…😢」というリスクを減らせるのが ロタテックの大きなメリット です!
✅ 小児診療ではスケジュールがズレがち…でもロタテックなら安心!
赤ちゃんは 発熱・下痢・風邪などでワクチンの接種スケジュールがずれやすい ものです。ロタリックスは24週までに接種を終える必要があるため、風邪を繰り返す赤ちゃんだとスケジュール管理が難しいことも。
その点、ロタテックは 生後32週(約8か月)までに接種を終えればOK! 万が一、体調不良で予定がずれても、公費内で接種しやすくなっています😊✨
✅ 公費適用外になっても負担が少ない!
万が一、体調不良などで接種スケジュールがずれて 公費適用外になった場合の自費負担額が少ない というメリットもあります。
ロタリックスは 1回あたりの費用が高め(約15,000円/回) なのに対し、ロタテックは 1回あたりの費用が比較的安い(約10,000円/回)。
そのため、もし自費接種になったとしても ロタテックの方が経済的負担が軽い のです💰✨
まとめ✨
✅ ロタウイルスワクチンは「ロタテック(3回)」と「ロタリックス(2回)」の2種類がある
✅ ロタテックは接種完了までの猶予が長く、スケジュール調整しやすい!
✅ 小児診療では体調不良で接種がずれがち…でもロタテックなら公費の範囲内で完了しやすい!
✅ 万が一、公費外になってもロタテックの方が自費負担が軽い!
✅ 当院では「ロタテック」をメインで接種を行っています!
ロタウイルスワクチンの接種を迷っている方は、お気軽にご相談ください😊💖
参考文献📚
- WHO (2013). “Rotavirus vaccines: WHO position paper.” Weekly epidemiological record, 88(5), 49-64.
- 日本小児科学会 (2020). 「ロタウイルスワクチンの予防接種に関する提言」.
- Dennehy, P. H. (2008). “Rotavirus vaccines: an update.” Current Opinion in Pediatrics, 20(1), 68-72.