札幌市南区の小児科・小児外科のはれにこキッズクリニック

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PCR検査とは?迅速抗原検査との違い(メリット・デメリット)🧪

PCR検査とは?迅速抗原検査との違い(メリット・デメリット)🧪

発熱や咳があるとき、「インフル?コロナ?それとも別の感染症?」が分かると、治療や通学・通園の予定(登園・登校・出張)が決めやすくなります。
そのときによく使われるのが PCR検査(核酸検査)迅速抗原検査 です。

PCR検査(核酸検査)とは

PCRは、ウイルスなどが持つ遺伝子(核酸)を増やして見つける検査です。
少ない量でも拾いやすく、一般に抗原検査より感度が高い
とされています。

迅速抗原検査とは

抗原検査は、病原体のたんぱく質(抗原)を検出します。結果が早い一方で、抗原検査はPCRより感度が低いため、陰性でも感染を否定できないことがあります。

メリット・デメリット📌

迅速抗原検査

メリット

  • すぐ結果が出やすい(その場で判断しやすい)
  • 検査が比較的簡便

デメリット

  • 病原体の量が少ないタイミングなどで陰性に出ることがある
  • 調べられる病原体が限られることが多い

PCR検査

メリット

  • 検出率(感度)が高い傾向(抗原より拾いやすい)
  • 原因に近づけるので、治療・登園登校・隔離の判断材料になる

デメリット

  • 一般的なPCRは外注だと結果まで時間がかかることがある
  • 抗原検査より費用が高い
  • 高感度ゆえに、症状と合わせた解釈が必要なことがある(過去の感染も検出してしまう可能性)

ポイント✨

  • 他院の抗原検査で診断がはっきりしないのに、経過がどうも不自然。
    👉️インフルなら48時間以内に抗インフルエンザ薬を開始したい
  • 明日までに結果が必要(出張・登校・家庭内感染対策の判断期限がある)。

➡️ こうした場面で役立つのが、院内で短時間に結果が出る多項目PCR(SpotFire)です。
次のQ&Aで「何が分かる?費用は?誰が受けられる?」を具体的にまとめていきます。

検査予約される方はこちらを確認のうえ👉️✅ WEB予約

もっと詳しく知りたい方は、以下のQ&Aへ


Q&A 🧪✨

Q1. 「抗原検査が陰性」なのに、まだ疑うべき状況とは?🤒

A. 代表例は次のようなケースです。

  • 高熱が続き、全身のだるさが強い(インフルらしい経過なのに陰性)
  • 咳が1〜2週間以上続く、夜に悪化する、咳込みが発作的(マイコプラズマ感染症かも?)
  • 家族や園・学校で流行しているのに、検査が合わない感じがする
    抗原検査は迅速で便利ですが、タイミングや病原体によっては見逃しが起こっている?

Q2. そもそもSpotFire(多項目PCR)って抗原検査や外注PCRや何が違うの?🧬

A. 冒頭にも述べましたが、“遺伝子”を増やして見つける検査(PCR)を、院内で短時間に行う仕組みです。
当院で採用しているSpotFireは、検体の処理から結果表示までを自動化し、約15分で15項目を同時に提示します。外注PCR検査だと高感度だけど翌日の結果になってしまう、抗原検査だと短時間で分かるが感度はPCRに劣る。ところが、Spotfireは、「抗原検査並みのスピード」+「PCRの検出力」を備えています。


Q3. どんな病気が一度に分かるの?(15項目)🦠

A. 例:インフル・コロナ・RSだけでなく、長引く咳の原因も含みます。

  • ウイルス:SARS-CoV-2、季節性コロナ、インフルA(亜型含む)/B、RS、アデノ、ヒトメタニューモ、ライノ/エンテロ、パラインフル など
  • 細菌:百日咳菌、パラ百日咳菌、肺炎クラミジア、マイコプラズマ

    ただし、検査適応上はコロナウイルス感染の特定が適応となっていますので、適応が気になる場合はこちらからご相談ください👉️📩 ご相談

Q4. 「インフルなら48時間以内に薬を始めたい」…間に合う?⏱️

A. 間に合わせるために“早く確かめる”価値があります。
抗インフルエンザ薬は、原則として発症後48時間以内の使用が基本とされます(例外的に重症化リスクなどで考慮する場合あり)(日本小児科学会)。
SpotFireは院内で短時間に結果が出るため、「明日までに結果が必要」という状況に、治療判断の材料になり得ます。


Q5. “出張に行っていいか”を今日判断したい。成人でも受けられる?💼

A. もちろん成人も受け付けています。

  • 仕事の都合で明日までに結果を知りたい
  • 出張・会食・大事な予定を延期すべきか迷う
  • 家族内感染をこれ以上広げたくない
    子どもの健康を守るためには子供だけではなく、取り巻く環境である家族を含めた大人たちを守らなければなりません。こうした「判断の締切」があるとき、原因が見えると行動を決めやすくなります。
  • 保育園や幼稚園、小学校に勤務していて、感染拡大が心配。

Q6. 費用はどれくらい?💴

A. 目安は次の通りです(保険診療・診察料込みの目安)。

  • 札幌市で子ども医療証をお持ちの方0〜580円(診察料込み)
    ※札幌市の助成では、医科の初診時一部負担金が580円、再診や調剤は0円とされています。 (札幌市)
  • 成人(3割負担の場合)診察料込みで5500〜7000円前後

※初診か再診か、検査内容・処方の有無などで前後します。


Q7. 6歳以上なら保険で受けられるって本当?👦👧

A. 当院では、検体採取に協力できることを前提に「6歳以上」を目安としてご案内しています。


Q8. ほかの検査と何が違う?(抗原・外注PCRとの比較)📌

A. “1回で広く、早く、検出力高め”が狙いです。

  • 抗原検査:早いが、病原体や時期によっては偽陰性(陽性なのに検査では陰性)があり得る
  • 外注PCR:検出力は高いが、結果が翌日以降になることも
  • はれにこキッズクリニックのPCR検査(SpotFire):院内で約15〜20分15項目同時

Q9. 「長引く咳」に強い理由は?😷

A. マイコプラズマや百日咳を同時に確認できるからです。
咳が長引くとき、インフル・コロナ陰性でも、原因が別にある場合があります。SpotFireの検出項目には、マイコプラズマ百日咳菌も含まれます。 (ビオメリュー)


Q10. 検査を受けたら、必ず薬が出る?💊

A. そうとは限りません。
原因がウイルスなら、抗菌薬が不要なことも多いです。
反対に、原因が分かることで「必要な治療だけ」を選びやすくなります。


Q11. 20分で分かるなら、みんな受けたほうがいい?🧠

A. 必要な人に適応は絞っています。
発熱初日で軽症、明らかに経過が良い、すでに別検査で診断が確定している場合は、SpotFireが不要なこともあります。
当院では診察で経過と所見を確認し、検査の適否を判断します。
📕詳細はこちら


Q12. 注意点はある?(“過去の感染”が出ることも?)⚠️

A. 高感度ゆえに、現在の症状と無関係の反応が出る可能性があります。
遺伝子を拾う検査は、治りかけ・最近の感染の痕跡が残っていると反応することがあります。結果は症状・診察所見と合わせて解釈します。


受診のおすすめシーン(まとめ)✅

  • 他院の抗原検査で陰性だが、経過がインフルらしい
  • インフル治療の48時間に間に合わせたい
  • 咳が長引き、コロナの他にマイコプラズマや百日咳も気になる
  • 仕事・出張の都合で「明日までに」判断が必要
  • 家族に乳幼児や高齢者がいて、感染対策を急ぎたい
  • 人が多く集まる場所(保育園・幼稚園・学校など)に勤務している

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ここまで読んだけど、よく分からない場合も大丈夫、そんな人は👉️📩 ご相談

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